narita-lab’s blog

成田ラボ 〜テクノロジーと雑学の観察日記〜

2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

超知能とは何か──ChatGPTを超える“次の知性”を世界はなぜ警戒するのか

1. 世界が「超知能」を騒ぎ始めた理由** AIが専門家だけの話題だったのは、もはや過去の話だ。ChatGPT、画像生成AI、音声生成AI──ここ数年のAI技術は「便利なツール」の枠をはるかに越え、社会そのものの構造に影響を与え始めている。 そして2025年、“超知能…

G502を手放しつつあるロジクール信者の“デスアダー依存レポート”

■ はじめに 気づけば、ロジクールのG502をほとんど触らなくなっていた。ブログ執筆でも、画像編集でも、ブラウジングでも──手が自然と伸びるのは、あの 白いDeathAdder Essential のほうだ。 第1弾では「Razerを避けてきた理由」を書き、第2弾では「G502との…

ロジクール信者が語る、G502とデスアダーの使い心地ー重さで安定か、形で安定か。

■ 第1章:はじめに 同じ“定番ゲーミングマウス”でも、ロジクール G502とRazer DeathAdder Essentialでは方向性がまったく違う。 どちらも人気モデルで、長年ユーザーに支持されてきた理由がある。だが、実際に両方を使い比べてみると、その「良さ」の根拠が…

ロジクール信者、ついに“白いデスアダー”を買う。ーホワイト統一派が語る、RazerとLogicoolのブランド哲学

第1章:はじめに Razer製品にはずっと距離を置いていた。理由は単純で、「うちはゲーミング特化ですから」と言わんばかりの王道感がどうにも肌に合わなかったからだ。対してロジクールは、事務用途からゲームまで幅広くカバーする“万能選手”という印象が強…

Androidユーザーから見るスマホ新法──AirPods・Apple Watchの“囲い込み”はどうなる?

序章:スマホ新法って何?ざっくり一言で 2025年に本格施行される「スマホ新法」。正式名称は少し長くて「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」という。ざっくり言うと──“スマホのOSやアプリストアの囲い込みを…

自然現象にケンカ売る乗り物:新幹線の“安全神話”と、台湾・インドが惚れた理由

① 日本の新幹線はなぜ“安全神話”と呼ばれるのか 日本の新幹線の話になると、必ず出てくるのが「開業から60年以上、営業運転中の死亡事故ゼロ」という世界的に見ても異常すぎる安全実績。 世界の高速鉄道は、どんなに進んでいても 脱線 追突 信号トラブル 運…

葬送のフリーレンに見る、日本的死生観とAIの魂

導入:静かな時の流れの中で──フリーレンという“異質”の存在 『葬送のフリーレン』という作品は、一見するとファンタジーの皮をかぶっているけれど、本質はもっと静かで、もっと深い。寿命の長いエルフが、短命の人間を見送り続けるという極めてシンプルな…

【ポケモンGO番外編】サーナイトと歩いた20年 —— 小学生の旅路から、いま再び相棒へ

■ プロローグ:ぼくがサーナイトと出会った日 ぼくがサーナイト(ラルトス)と初めて出会ったのは、小学生の頃だった。友達の間で『ポケットモンスター サファイア』が大流行していて、みんな強いポケモンや伝説を自慢していた時代。 そんな中、ぼくが最初に…

ワイルドウィーク2025 観察記 ― ダイマックスラルトスとキョダイオーロンゲを追いかけた5日間 ―

■ 導入:復帰勢にとっては“情報量の暴力”だった 2025年11月10日〜14日の「ワイルドウィーク」。さらに15・16日の「ワイルドウィーク・グローバル」。 3年ぶりに復帰した自分にとって、これは完全に 情報量の暴力 だった。 ダイマックスラルトス ダイマックス…

AI特化はいらない。必要なのは“選べるWindows”だ

第1章:はじめに(導入) AI特化はいらない。必要なのは“選べるWindows”だ。そう言いたくなるほど、いまのWindowsはAI統合に舵を切り始めている。 Windows 11ではCopilotの深い統合が進み、次世代Windowsでは「AI前提のOS」にする構想が語られている。画面…

NieR:Automata の 2B が生活に溶け込む。Desktop Mateが毎日の相棒になった理由

【序章】2Bが来るまで、ほぼ“眠っていた”アプリ Desktop Mate はリリース当時から入れていた。でも正直に言うと——ほぼ起動していなかった。 動きが可愛いのはわかる。邪魔にならないのもわかる。ただ、当時は“デスクトップでキャラが歩き回るアプリ”にそこま…

darlin AIを触ってわかった——可愛いのに中身スカスカなポンコツAIでした

【序章】PCスペック十分だから入れてみたけど…開始前から地獄だった darlin AI のインストーラー、サイズは 約1GB。ここまではまぁ想定内。「最近の3Dアプリならそんなもんだよね」と思っていた。 問題は インストーラーを実行してから 始まった。 とにかく…

宇宙AIデータセンター時代の幕開け──H100搭載衛星が見せた“次の巨大インフラ”

1. 宇宙にAIデータセンター?──SFが現実へ動き出した 最近ニュースで話題になった「NVIDIA H100 GPUを積んだ衛星」。これは単なる宇宙実験ではなく、地上のデータセンターが抱える問題を“宇宙で解決”しようとする、驚きのプロジェクトだ。 AI需要の急増によ…

有線に戻って気づいた、“深み”という贅沢 ― 水月雨 蘭 Moondrop LAN 長期レビュー

Moondrop LANを使い始めて三か月。最初の印象は「バランスは良いが、個性が見えにくい」だった。だが、使用を重ねるうちにその評価は静かに変わっていった。 高域の角が取れ、中域に厚みが増し、低域は沈み込みが深くなった。いわゆる“エージング効果”という…

Xperiaは12MPで十分──AIで飾らない“見るまま撮る”設計思想

2億画素スマホ全盛の時代に、Xperiaはなぜ12MPで勝負しているのか。 AI補正が“脳の代わり”を果たす今、 「見るまま撮る」というXperiaの思想は、 むしろ“人間らしいテクノロジー”の形を示している。

高負荷で落ちる原因はマザボだった──Asrock B550M Steel Legendを保証修理に出した話

① はじめに:突然起きた“高負荷落ち”問題 普段どおりゲームをしたり、動画編集をしていたりすると、ある日突然、PCがストンと落ちるという意味不明な症状が出始めた。 ブルースクリーンでもなく、フリーズでもない。 なんの前触れもなく電源が落ちて、そのま…

成田ラボ外伝:神々の記憶とポスト救済文明

第1章:神話は記録だった ――ナウシカの夢が語る、超文明の残響 腐海を歩く少女は、決して滅びの中にいたわけではない。あれは、かつて神々と呼ばれた人々が残した世界の修復プログラムだった。 ナウシカの物語を思い出すたびに、僕はふと、古事記や旧約聖書…

「実用という誠実さ」──Elsonic ECY-MCC60レビュー

導入:「測るための道具、その現実」 Ainex KM-09を導入したとき、電気の流れが数字として見えることに感動した。だが、日常の中で繰り返し測定していくと、“もっと軽くて、扱いやすい観測器”が欲しくなる。 そんな現場の要求に応えてくれたのが、Elsonic EC…

サニーゴと歩く、リワード過多の秋 ― GOパス初課金で気づいた、歩くゲームの本質 ―

■ 導入:初めてのGOパス課金 今回、初めてGOパスを買ってみた。初課金の瞬間、少しだけドキドキした。「一度課金すると止まらなくなるんじゃないか」なんて思いながらも、リワードの誘惑には勝てなかった。実際に受け取ってみると、想像以上に豪華で、まるで…

祭りの太鼓より、レックウザの咆哮が響いてた ― 川越の空でマスターボールを投げた話 ―

■ 導入:祭りの日に空を見上げて 10月18日。街は川越祭りで賑わっていた。屋台の匂い、太鼓の音、人の波。でも、自分の目はスマホの空に釘付けだった。 そこにいたのは——メガレックウザ。久々に「ガチる」予感がした。昼下がりの川越の空に、緑の龍が浮かん…

知らない名前がまた増えていた ― コノヨザルを追いかけた3年ぶりトレーナーの執念 ―

■ 導入:知らない名前がまた増えていた 復帰してしばらくしてから、攻略サイトで見かけた一文。「サカキ対策はコノヨザル一択」。 ……誰だよコノヨザルって。 オコリザルなら知ってるよ。でも“コノ”って何?3年のブランクで知らないポケモンが増えたのはわか…

3年ぶりに帰ってきたら、ムゲンダイナが空を飛んでいた — Pokémon GOで“浦島トレーナー”が見た新世界

■ 導入:止まっていたボールが再び転がる 最後にPokémon GOを触ったのは、3年前。あの頃はまだ、外に出てボールを投げるだけの、シンプルなゲームだった。レイドもイベントも控えめで、「歩く理由」がそのまま“ゲームのすべて”だった気がする。 久々にアプリ…

第5部:スマホの進化の先に待つもの ― 接続の果てにある孤独

導入:進化の果てに何が残るのか スマホの進化は止まらない。 カメラは現実を拡張し、AIは考える前に答えを出し、 そして端末はもはや「手に持つもの」ではなく「身につけるもの」になりつつある。 便利さはここまで来た──けれど、その先にあるのは本当に“幸…

第4部:便利の裏にある不便さ ― 会員登録社会が奪うシンプルさ

導入:進化したはずの世界で、なぜか面倒になった スマホがあれば、何でもできる時代になった。 買い物も、銀行も、病院の予約も、すべてアプリで完結する。 昔なら半日かかった用事が、今は数分で終わる。 ──そのはずなのに、どうしてこんなにも面倒くさい…

第3部:便利の裏で失われたもの ― サブスク時代の“選ぶ自由”

導入:あの月額315円の頃 かつての携帯電話には、“小さなサブスク”があった。 EZwebやiモードのメニューを開けば、 「着うたフル」「デコメ」「占い」「待受画像」── どれも月額105円や315円で登録できる、小さな有料サイトの数々。 それは今で言う「定額サ…

第2部:「スマホは未完成のまま進化する ― 更新という宿命」

導入:終わりのない「更新」の時代へ ガラケーの時代が“完成”で終わったなら、 スマートフォンの時代は“更新”で始まった。 OSの通知が届き、アプリの更新履歴が並ぶ。 セキュリティパッチやバグ修正が毎月のように繰り返される。 スマホを持つということは、…

第1部:「ガラケーは完成された家電だった ― 変わらないことの価値」

導入:「アップデートがいらなかった時代」 スマートフォンを使っていると、ほぼ毎週のように現れる「アップデートがあります」の通知。 けれど、かつて“携帯電話”が主役だった頃──そんなものは存在しなかった。 当時のガラケーは、買った瞬間が完成形。ソフ…

AIはキャラクターを記憶できるのか ― 生成の再現性と「記憶の揺らぎ」を観察する

前回の実験で、AIは「キャラ本人」を描けないことがわかった。ならば次の疑問は自然とこうなる。 AIは、キャラクターを覚えていられるのだろうか? 人間の絵師なら、同じキャラを何度も描くうちに“手が覚える”。目の形、髪の流れ、服の皺の描き方――それらは…

FiiO JD10 エージング後レビュー

導入 FiiO JD10を一晩かけてエージングした。例の「全帯域均等ループ音源」を流して、夜通し鳴らすいつもの儀式だ。今回は2,000円未満という低価格機。正直、エージングでどこまで変わるのか半信半疑だった。 それでも朝になってイヤホンを耳に入れた瞬間、…

FiiO JD10 ファーストインプレッション ―― 2,000円未満でハイレゾ対応、これは“価格破壊”

導入 「2,000円未満でハイレゾ対応」という文字を見て、半信半疑で手に取った FiiO JD10。 開封して耳に入れた瞬間の第一声は、正直「……本当にこの価格?」。入門機の“それっぽさ”ではなく、ちゃんと音楽を聴かせる姿勢が最初の一音から伝わってくる。 付属…