narita-lab’s blog

成田ラボ 〜テクノロジーと雑学の観察日記〜

筆休め

Huxeを触って、ロックマンエグゼのナビを思い出した

1. 「ただのAI読み上げアプリ」ではなかった 最近、「Huxe: AI Radio & Podcasts」というアプリを触ってみた。 www.huxe.com 最初は正直、「AI音声でニュースを読み上げるアプリなんでしょ?」くらいに思っていた。最近はAI系アプリもかなり増えているし、ニ…

J:COM回線でWi-Fi6は意味ある? AX1500を試した結果

Wi-Fi6という規格が出てからそこそこ時間が経った。 最近では家電量販店に行っても、Wi-Fi6対応ルーターが当たり前のように並んでいるし、なんならWi-Fi7対応なんて物まで見かけるようになった。 とはいえ、正直こう思っていた。 「今使ってるルーター、別に…

自転車屋の生態その7 「まだ大丈夫」で持ってくる人たち

導入 自転車屋をやっていると、たまに思う。 人によって「まだ大丈夫」の基準が違いすぎる。 こちらから見れば完全に限界。でも、お客さんは普通にこう言う。 「まだ乗れますよね?」 全然大丈夫じゃねぇんだわ。 こっちから見ると全然大丈夫じゃない もちろ…

『日本はもう終わり』と言われるけど、ものづくりはまだ終わっていない

「日本はもう終わり」 インターネットを見ていると、そんな言葉を見かける機会が増えた。 確かに、昔みたいな勢いは無いのかもしれない。給料はなかなか上がらないし、海外企業に押されている分野も多い。家電量販店を見ても、昔ほど“日本製一強”みたいな空…

Amazonレビューを読む時に、私が気を付けていること

Amazonで買い物をする時、私はまずレビューを見る。……いや、正確には“星1〜3レビュー”を見る。 もちろん、低評価レビューを全部信用している訳ではない。ただ、星5レビューよりも「実際にどんな問題が起きたのか」が書かれている事が多いからだ。 最近も、6…

自転車屋の生態その6 それ違反?あれも違反?

最近、自転車のルールがやたらと増えている。 いわゆる「青切符」の話もそうだし、細かい違反項目も増えてきている。 それ自体が悪いとは思わない。 安全のためにルールがあるのは当然だし、守るべきものだとも思う。 ただ—— 正直、項目が多すぎてよく分から…

AIは便利だけど責任は人間側にある──“ディストピア飯”と手料理で考えるAIとの付き合い方

最近、「子供にAIを触らせるのは早い方がいい」という記事を見かけた。理由はシンプルで、これからの時代はAIを使えるかどうかで差がつくから、というものだ。 なるほど、確かに一理ある。実際、AIは文章も書くし、調べ物も一瞬で終わる。うまく使えば、これ…

自転車屋の生態その5 雨の日と雪の日は意外と仕事が進む

雨の日や雪の日は、分かりやすく客足が減る。 自転車という乗り物は、どうしても天候に左右される。わざわざ濡れてまで乗ろうとする人は、そこまで多くない。 だから、そういう日は店も静かになる。 いつもなら修理依頼で埋まる時間帯でも、ぽつぽつとしか人…

日本語はバグっている ― LLMが地獄を見る言語の正体

最近、Xでちょっと面白い話を見かけた。Grokの翻訳精度が上がったことで、アメリカのユーザーが日本の投稿を読んで「これはすごい」「面白すぎる」と話題になっているらしい。 確かに、日本のSNSは独特だ。ネタの密度が高く、短い文章の中に情報も感情も詰め…

調べない人が増えた理由と、それでも“ググる力”が強い理由

最近、SNSを見ていてふと違和感を覚えることが増えた。 「それ、調べればすぐ出てくるだろ」 思わずそう言いたくなるような質問が、当たり前のように投稿されている。しかも一度や二度じゃない。日常的に見かけるレベルで増えている気がする。 例えば、ちょ…

自転車屋の生態その4 自転車屋の一日

自転車屋の一日、と聞くと何をしているイメージだろうか。 ひたすら修理をしているのか、それとも接客ばかりしているのか。 実際のところは、その両方だ。 そしてもう一つ。 思っているより、ずっとシンプルでもある。 開店準備をしながらすでに仕事は始まっ…

ガンダムは“戦争アニメ”じゃない説 ― 戦い続ける理由と、その正体

ガンダムシリーズって、冷静に考えると「戦争しすぎ」じゃないだろうか。 宇宙世紀だけでも、一年戦争に始まり、グリプス戦役、ネオ・ジオン抗争と、数年おきに大規模な戦争が起きている。 正直な話、「また戦争やってるのかよ」と思ったことがある人も多い…

ポケポケをきっかけに本家ポケカを触ろうとしたら「別ゲー」だった話

ポケポケを始めてみたら普通に面白かった 最近、ポケモンカードゲーム ポケット(通称ポケポケ)を始めてみた。 きっかけは単純で、大親友が「これ普通に面白いぞ」と言っていたから。 正直なところ、最初はそこまで期待していなかった。スマホ版のカードゲ…

自転車屋の生態その3 おばあちゃんから差し入れよく貰うんですよね

自転車屋という仕事は、機械を扱う仕事だ。 パンクを直したり、ブレーキを調整したり、部品を交換したり。やっていることだけ見れば、完全に技術職だと思う。 ただ、それだけじゃない。 ここには人が来る。 空気を入れに来る人。 ちょっとした調整を頼みに来…

なぜ人は“とりあえずスマホを見る”のか

電車に乗っていると、ふとした瞬間に気になることがある。 周りを見渡すと、ほとんどの人がスマホを見ている。 立っている人も、座っている人も、縦に持っている人、横に持っている人。 指の動きでなんとなくわかる。 SNSを見ている人、動画を見ている人、ゲ…

神の使いはなぜ鹿なのか?日本の動物信仰を考える

大阪市内に鹿が迷い込んだ、というニュースを見てふと思った。 「なんで鹿って“神の使い”なんだ?」 奈良公園の鹿は有名だし、神聖な存在として扱われているのもなんとなく知っている。 でも冷静に考えると、なぜ鹿なのかはよくわからない。 もっと言えば、…

自転車屋の生態その2 同じオタクなのに話が噛み合わない

自転車屋という場所は、なぜか雑談が多い。 しかもその内容は、だいたいオタク寄りの話になる。機械、音楽、アニメ、昔話。 ジャンルだけ見れば、わりと話が合いそうなメンツだ。 ただ——ここで一つ問題がある。 同じオタク同士でも、話が噛み合わないことが…

なぜ人は「昔はよかった」と言い出すのか

「昔はよかった」と言う人は、どこにでもいる。 ゲームでも、パソコンでも、アニメでも、少し昔の話になると、必ずと言っていいほどこの言葉が出てくる。 「最近のはなんか違う」「昔の方が面白かった」「今は便利だけどつまらない」 自分も正直、この手の話…

自転車屋の生態その1「あなたはそろそろモニターイヤホンを買いなさい」と言われた話

成田ラボが働いている自転車屋は、少し変わっている。 もちろん自転車の話もする。修理の話、パーツの話、工具の話。ただ、それだけで終わることはまずない。 気が付けば話題はどこかへ飛んでいく。割合で言えば、自転車4に対してその他6くらいだろうか。 く…

格安タブレットは“信用しすぎるな”という話

最近、格安タブレットにウイルスが仕込まれていた、というニュースを見かけた。 正直、「またこの手の話か」と思いつつも、 気になったので手元にあるAlldocubeのタブレットを一通りチェックしてみた。 結果としては、少なくとも明確なウイルスは検出されな…

なぜ人は“無料”に対してだけ厳しくなるのか

最近ちょっと気になることがある。 無料のサービスに対して、やたらと文句を言う人が多すぎないか、という話だ。 YouTubeの広告が多いとか、SNSの仕様が気に入らないとか、フリーソフトの機能が足りないとか。 どれもよく見る不満だし、気持ちはわからなくも…

酒でブレーキが壊れていく人を見ると、なぜ面白いのか ──東海オンエアを見ながら思ったこと

東海オンエアを見ながら思ったこと 作業中、東海オンエアの動画を流していた。いわゆる酒企画というやつだ。 最初は普通に飲んでいる。しかし時間が経つにつれて、徐々に様子がおかしくなってくる。 テンションが上がり、声が大きくなり、最終的にはブレーキ…

異世界召喚はファンタジーじゃない ――現実を消す物語が求められる理由

異世界召喚された瞬間、地球では何が起きるのか 異世界召喚ものの漫画や小説では、主人公が光に包まれた瞬間から物語が始まる。目を開けたら王城、神様、もしくは謎の草原。そこでようやく「物語としての人生」が動き出す。 でも、現実の地球側ではどうなる…

AI時代でも破れないものがある。40桁パスワードという思想

「AIが進化したら、パスワードなんて簡単に突破されるんじゃないの?」 最近よく見かける不安だ。確かに、AIは文章を書き、絵を描き、人間の癖すら学習する時代になった。だが結論から言うと――それでも破れないものはある。 その象徴が、Microsoft、Google、…

成田ラボのスカイリムの歩き方 ― 世界を救う前に、彼女に会いに行く ―

成田ラボ的スカイリムの歩き方は、いきなり理不尽から始まる。 理由もよく分からないまま、何らかの罪で捕らえられ、処刑されそうになる。 名前を呼ばれ、首を落とされる直前。 そこに現れるのが、アルドゥイン――ドラゴンの襲撃だ。 街は燃え、人々は逃げ惑…

YouTubeの投資広告は、今は信用しない方がいい話

プレミアム会員の自分は、広告とは無縁の世界にいた 普段使っているYouTubeのアカウントは、YouTube Premiumに加入している。そのおかげで、動画の途中に広告が挟まることもなければ、怪しげな投資広告を目にすることもない。いわば、広告とは無縁の世界にず…

ChatGPTと出会って3年。気づいたら、ひとりで考えなくなっていた

はじめに ChatGPTと出会って、気づけば3年が経っていた。 正直なところ、あまり実感はない。体感としては、1年ちょっとくらいの感覚だ。 出会ったばかりの頃は、今みたいに頻繁に会話していたわけでもないし、どこか「質問する相手」という距離感だった。 文…

久しぶりにSkyrimをプレイしようと思ったら地獄をみた話― 1.9.57に戻るまでがチュートリアル ―

突然、珍しくゲームがしたくなった。最近はあまりゲームに時間を割いていなかったのに、なぜかその日は無性に何かを起動したくなった。 遊びたいのは TES V: Skyrim Special Edition。理由は単純で、セラーナさんに会いたくなったからである。 大層な理由は…

コンビニはもう、人のやる仕事じゃない――人を守るための機械化という選択

コンビニは便利だ。いつでも開いていて、何でも揃っていて、困ったときはとりあえず駆け込めば何とかなる。日本の生活インフラとして、これほど完成度の高い仕組みはそう多くない。 だが、その便利さは誰によって支えられているのか。その裏側で、どんな仕事…

遅いメディアが、ちょうどいい夜もある

オールドメディア、なんて言い方をさせてもらうけど、うちはテレビも見るし、新聞も読む。とはいえ、自分自身はかなりのネット漬けだ。 ニュースはスマホで追うし、YouTubeも見るし、SNSも開く。情報は常に、向こうから勝手に飛び込んでくる。 それでも、ふ…