narita-lab’s blog

成田ラボ 〜テクノロジーと雑学の観察日記〜

2025年 買ってよかったもの総決算(用途別ベストバイ)

はじめに

2025年は、とにかく多くのガジェットやホビーに触れた一年だった。 気になったものは迷わず手に取り、実際に使い倒して、本当に自分の生活に馴染むものだけを残してきた。 この記事は、その集大成。

ただスペックを比べるだけのレビューではなく、 使ってどう変わったか、生活がどんなふうに良くなったか——そこを基準に選んだ、用途別のベストバイ。

「買ってよかった」と胸を張って言えるものだけを選びました。 今年の締めとして、ゆっくり楽しんでもらえたら嬉しい。


ベストバイ総合 〜今年買って本当に良かったもの〜

🎧 イヤホン部門:水月雨 蘭(殿堂入り)

すべての音が綺麗に重なって、脳が気持ちいい。

蘭を使い始めて、音楽の聴き方そのものが変わった。 特定の曲が良く聴こえる、という話ではない。 聴く音楽すべてが、等しく“最高の音”に更新された、そんな感覚に近い。

低音から高音までどこかが主張しすぎることもなく、 それぞれの音が自然に重なり合って、一つの音楽として成立する。 その結果、音を分析する前に、脳が気持ちいいと感じてしまう。

この体験を知ってから、音楽をじっくり聴く時間が明らかに増えた。 BGMではなく、向き合うものとして音楽を聴くようになり、 気づけばワイヤレスイヤホンに手を伸ばすこともほとんどなくなっていた。

便利さよりも、この音で聴きたい。 そう思わせてくれた時点で、このイヤホンは自分の中で特別な存在になった。

結論として、蘭は音楽を真剣に楽しみたい人に刺さるイヤホンだと思う。 用途別ベストバイという枠を超えて、2025年の殿堂入りとした理由は、 音楽との距離を一段近づけてくれた、その一点に尽きる。

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🖱 マウス部門:Razer DeathAdder Essential

手に吸い付くような感覚で、窮屈さが一瞬で消えた。

正直に言うと、これまでG502が自分にとっての完成形だと思っていた。 重さも形状も慣れているし、特に不満もなかった。

ところが、DeathAdder Essentialを使った瞬間、 その前提があっさり覆された。

まず感じたのは、手の窮屈さが消える感覚。 無理に握り込む必要がなく、 手を置いた瞬間から自然にフィットする。

マウスを「操作している」という意識が薄れ、 手の延長として動いている感覚に近い。 この違いは、数分触っただけでもはっきり分かった。

結果として、長時間PCに向かっても疲れにくくなり、 作業に集中できる時間が確実に伸びた。 派手な機能はないが、 使いやすさと操作性という本質が極端に高い

結論として、 PCユーザーなら一度は触ってほしいマウスだと思う。 Razerが長年ゲーミングデバイスを作り続けてきた理由を、 形状ひとつで納得させられた。 2025年のベストバイに選んだのは、 作業の質を静かに、しかし確実に変えてくれたからだ。

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📱 スマホ部門:Xperia 1 III

欠点が、役割を変え、価値を引き上げた。

Xperia 1 IIIは、最初はメイン機として使っていた。 Snapdragon 888のハイスペックさ、21:9の縦長ディスプレイ、音質。 当時は文句の付けようがない一台だった。

しかし、指紋認証の問題だけはどうしてもストレスになった。 日常使いで引っかかる小さな不満は、 メイン機としての信頼性を少しずつ削っていく。

そこで役割を見直した。 メインからサブへ。 だが、この判断が結果的にXperia 1 IIIを覚醒させた。

音楽専用機として使い始めた瞬間、 音の厚みと空気感が段違いだと気づく。 ハイレゾ、LDAC、DSEEといったXperiaの音響技術が、 この役割で初めて本領を発揮した。

Galaxy S24 FEと役割を分担することで、 Xperia 1 IIIは"音を楽しむための端末"として迷いがなくなった。 欠点を無理に受け入れるのではなく、 得意なことだけを任せることで価値が最大化された。

結論として、Xperia 1 IIIは 役割を与えることで輝くスマホだと思う。 完璧ではないが、使い方次第でここまで化ける。 この体験は、用途別ベストバイというテーマを象徴する一例だった。

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🃏 ホビー部門:千怪戦戯

イラストに惹かれて、気づいたらハマっていた。

最初に惹かれたのは、ルールでも強さでもなく、イラストだった。 独特の世界観とデザインが目に留まり、 「なんだこれは?」という興味から手に取った。

実際に遊んでみると、ルールは驚くほど単純。 複雑な処理や長い説明は必要なく、 誰でもすぐに遊べる設計になっている。

この入りやすさが、そのまま中毒性につながっている。 考える余地はしっかり残されているのに、 遊ぶまでのハードルが極端に低い。

身内で遊ぶと特に盛り上がる。 カードを出して、殴って、盛り上がる。 理屈よりも感情が先に来るタイプのカードゲームだ。

結論として、千怪戦戯は 「見て好きになって、遊んでハマる」タイプのホビー。 ガジェットに囲まれた生活の中で、 こういう直感的に楽しめる遊びがあることが、 2025年を振り返った時に強く印象に残った。

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惜しかったもの / 次点

ベストバイには届かなかったが、 使ってみて「これは良かった」と素直に思えたものたち。 主役にはならなかったが、役割を与えることでしっかり輝いた存在だ。

🎧 Audio-Technica ATH-M20xBT

星5段階中4。モニターヘッドホンとしては“あり”。

久しぶりにオーディオテクニカのヘッドホンを購入したが、 最初の印象は「お、立体感いいじゃん」。 一方で、想像していたよりも音は大人しく、派手さはない。

ただ、使い続けるほど評価が上がった。 とにかく疲れにくい。 落ち着いた立体感と自然な音場で、作業中に長時間使っても耳が楽だ。

蘭のように感情を揺さぶるタイプではないが、 作業の相棒としては非常に優秀。 星4という評価に落ち着いた理由は、この堅実さにある。

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📱 Galaxy S24 FE

総合力の怪物。

さすがスマホ界の王者と言うしかない完成度。 派手な尖りはないが、 ハード・ソフトのすべてが高い次元でまとまっている。

使っていて困る場面がほぼ存在しない。 「これでいい」ではなく、**「これがいい」**と思わせる安心感がある。

Xperia 1 III の弱点を補完する存在として、 2台運用の主役を任せられるスマホだった。

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📱 nubia S 5G

メインにするには足りない。だが、サブなら悪くない。

完成度という点では物足りなさはある。 しかし、割り切って使うと評価が一変する。

風呂端末や読書用など、用途を絞れば十分実用的。 主役にはなれないが、 脇役としてきちんと役割を果たすスマホだった。

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その他

  • サンワ ネックスピーカー

  • NieR:Automata 2B(ヨルハ二号B型)プラモデル

  • 金沢セレブリティトランプ(金色)

  • Echo Dot

  • COBライト

  • 寝ながらイヤホン

どれも決して悪くはない。 ただし、今回のベストバイは 「生活を変えたかどうか」という基準で選んだ結果だ。


まとめ

振り返ってみると、2025年の買い物は 「高性能かどうか」よりも、用途に合っているかどうかを重視していたと思う。

音楽を真剣に楽しみたい時の蘭。 作業効率を静かに底上げしてくれたデスアダー。 役割を変えることで覚醒したXperia 1 III。 感情で楽しめた千怪戦戯。 そして、主役と脇役として支えてくれた次点たち。

どれも完璧ではない。 だが、役割を与えた瞬間に価値が最大化された道具ばかりだった。

用途で選ぶと失敗しない。 この当たり前のようで難しい基準を、 2025年は実感として学んだ一年だった。

来年もまた、気になるものは手に取って、 使い倒して、煮込んで、 本当に残すべきものだけを選んでいきたい。

これが、成田ラボの2025年ベストバイ総決算だ。