narita-lab’s blog

成田ラボ 〜テクノロジーと雑学の観察日記〜

大阪食い倒れツアー ー旅を終えて

導入

阪食い倒れツアーが、終わった。
新大阪から新幹線に乗り、東京へ戻り、
いつもの家に帰ってきた。

帰宅してすぐに何かが変わったわけではない。
部屋の匂いも、空気も、特別な違和感はなかった。
それでも、「ああ、終わったんだな」という実感だけが、
少し遅れてやってきた。

この旅は、
観光名所を詰め込んだわけでもなく、
計画通りに動いた旅でもない。
ただ食べて、歩いて、時々何もしない日があった。

だからこそ、
終わったあとに残るのは、
派手な達成感ではなく、
じわっとした余韻だった。

旅が終わったという実感

本当に旅が終わったと感じたのは、
新幹線を降りて、
自宅のドアを開けた瞬間だった。

荷物を下ろし、
コートを脱ぎ、
いつもの場所に鍵を置く。

それだけの動作なのに、
「戻ってきた」という感覚が、はっきりとあった。

大阪にいた間は、
日常と非日常の境目が曖昧だった。
ブログを書き、
ポケモンGOで歩き、
ラーメンを食べ、
親類と話す。

旅をしているはずなのに、
どこか生活の延長線上でもあった。

だからこそ、
家に帰って初めて、
「ああ、あれはちゃんと旅だったんだ」と気づいた。

食べ続けた日々を振り返って

今回の旅を振り返って、
まず思い浮かぶのは、やはり食事の記憶だ。

ラーメン、餃子、焼き鳥、ローストビーフ
肉が続いたかと思えば、
途中で魚が恋しくなり、
刺身や寿司に手が伸びた。

「食い倒れツアー」と名付けた以上、
食べすぎた自覚はある。
正直、かなり食べた。

それでも、不思議と後悔はない。
どれも無理に詰め込んだ食事ではなく、
その日の気分や体調に合わせて選んだものばかりだったからだ。

美味いものを食べて、
「美味いな」と素直に思う。
それだけのことだが、
それができる時間は、意外と貴重だ。

店の名前や細かい感想は、
すでに本編や番外編で十分に書いた。
ここでは、
食べ続けたという事実だけでいい。

食べて、満足して、
また次の日を迎える。
その繰り返しが、
この旅の土台になっていた。

何もしない日があったからよかった

この旅には、
はっきり言って「何もしない日」があった。

観光にも行かず、
遠出もせず、
予定らしい予定も入れない日。

最初は、
「せっかくの旅なのに、もったいないかな」
と少しだけ思った。
だが、実際にその日を過ごしてみると、
その感覚はすぐに消えた。

午前中に事務作業をして、
スマホの中身を整理して、
午後は少し歩いて、
夜は魚を食べる。

それだけの一日。
だが、その「それだけ」が、
この旅には必要だった。

何もしない日があることで、
それまでの出来事が一度整理される。
食べすぎた日も、
歩きすぎた日も、
頭の中で自然と落ち着いていく。

常に何かをし続けなくてもいい。
旅先でも、
普段と同じように過ごしていい。

そう思えたことで、
この旅はずっと楽になった。

今振り返ると、
一番印象に残っているのは、
派手な日よりも、
こうした静かな一日かもしれない。

帰りたくなかったという正直な気持ち

正直に言うと、
帰りたくなかった。

大阪が特別に楽しかった、
という言い方もできる。
だが、それだけではない。

この旅の中では、
時間の使い方を自分で決められていた。
今日は歩く、
今日は書く、
今日は何もしない。

誰かに急かされることもなく、
次の予定に追われることもない。
その感覚が、思っていた以上に心地よかった。

だから、
新大阪駅で新幹線を待っているとき、
「もう戻るのか」と思ってしまった。

とはいえ、
ずっとここにいられるわけでもない。
休みを取りすぎた自覚もあるし、
そろそろ社会復帰しないと、本当に戻れなくなる。

分かっている。
ちゃんと分かっている。

それでも、
「帰りたくないな」という気持ちが消えなかった。

この感情は、
旅がうまくいった証拠だと思う。
無理をせず、
自分のペースで過ごせたからこそ、
終わりが名残惜しくなった。

そう考えると、
この旅は、
ちゃんと心に効いていたのだと思う。

また行くと思う

明確な予定があるわけではない。
次にいつ行くかも、まだ決めていない。

それでも、
たぶん、また大阪に行くと思う。

今回の旅で、
「もう十分行った」とはならなかった。
むしろ、
「まだできることがあるな」という感覚が残っている。

次に行くとしたら、
今度は少し違う切り口でもいい。
たとえば、漫画の『ザ・ファブル』の聖地巡礼

観光地を回るというより、
作品の舞台になった場所を歩く。
それもまた、
歩く理由としては十分だ。

ラーメンを食べて、
少し歩いて、
気が向いたら何もしない。

きっと次も、
同じような旅になる。
派手なことはせず、
ただ自分のペースで過ごす。

そういう旅なら、
何度でも繰り返せる。

阪食い倒れツアーは、
今回で一区切りだ。
でも、終わりではない。

また行く。
たぶん、そんなに遠くないうちに。

 

 

 

 

今回の旅で役に立ったのはAnkerのモバイルバッテリーだった。
iPhoneではないがMagSafe用のメタルシールをケースに貼って使っていた。
とても役に立ったのでおススメしたい。