※この記事は長文です。
攻略記事ではなく、成田ラボの実体験と、そこから考えた仮説を書いています。
いわゆる
「こうすればGoogle AdSenseに合格します」
という話はしません。
この記事に書いてあることを真似したからといって、
同じ結果になる保証はありません。
合格しなくても、責任は取れません。
あくまで、
「うちはこうだった」
という記録です。
AdSense合格までに起きたこと、
途中で考えていたこと、
今振り返って「多分こういう構造だったんじゃないか」と思っていること。
それを、時系列でまとめています。
結論を急ぐ人や、
答えだけ欲しい人には向いていないと思います。
それでも、
長期でブログを運営するつもりの人や、
「なぜ落ちたのか分からない」状態で立ち止まっている人には、
何かしら参考になる部分はあるかもしれません。
はじめに
AdSense合格まで3ヶ月かかった。でも、うちは最初から急いでいなかった
Google AdSenseに合格するまで、
結果的に3ヶ月くらいかかった。
世間的には、
このあたりがいわゆる「魔の3ヶ月」だと思う。
結果が出ない。
数字も伸びない。
やってる意味が分からなくなって、
やめていく人が一気に増える時期。
でも、うちは正直、あまり気にしていなかった。
というのも、
最初から短期でどうこうしようとは思っていなかったからだ。
初期の流入は、
X(旧Twitter)に任せるつもりだったし、
検索流入は時間がかかるものだと分かっていた。
だから、
3ヶ月だろうが、
半年だろうが、
正直どうでもよかった。
やることはシンプルで、
毎日1記事を、淡々と公開すること。
それだけを決めて、あとは深く考えない。
AdSenseについても、
当時はそこまで執着していなかった。
Amazonアソシエイトはすでに使っていたし、
収益がゼロという状態でもなかった。
「AdSenseがなくても別に困らない」
という感覚は、最初からあったと思う。
だから、
落ちても「まあ、そうだよね」くらいの気持ちだったし、
期間が伸びても、焦ることはなかった。
今振り返ると、
この最初から急いでいなかったという前提が、
後々かなり大きかった気がしている。
やったこと
やったことは、たぶんよくあること
AdSenseに合格するために、
何か特別なことをしたかというと、
多分していない。
やったこと自体は、
ネットでよく見かける内容と、
そこまで変わらないと思う。
まず、記事はAIと共作で書いていた。
ただし、丸投げはしていない。
何を書きたいか、
どんな体験だったか、
どう感じたか。
そこは必ず自分で出して、
文章にする部分を手伝ってもらう、
という使い方だった。
それから、
プライバシーポリシーの設置。
お問い合わせフォームの設置。
このあたりは、
「やった方がいい」と言われていることを、
素直に一通りやっただけだ。
ブログ全体の見た目も、
派手なことはしていない。
サイドバーを整えて、
変な広告が出ないようにして、
最低限、
「人が読める形」にはした。
更新頻度についても、
特別な工夫はない。
毎日1記事を公開する。
これを決めて、
あとは淡々と続けていただけだ。
これで合格した、
とは正直思っていない。
ただ、
「変なことはしていなかった」
くらいの感覚はある。
魔の3ヶ月
結果が出ない時期に、うちは「何もしなかった」
ブログを始めてしばらくすると、
だいたい誰でも一度は通る時期がある。
記事は書いている。
更新も続いている。
でも、数字はほとんど動かない。
アクセスは横ばい。
検索流入も増えない。
「これ、意味あるのかな?」
そんな気持ちが、頭の片隅に出てくる。
いわゆる
「魔の3ヶ月」
と呼ばれるやつだと思う。
普通なら、
ここで何かを変えたくなる。
記事を修正したり、
方向性を変えたり、
もっとウケそうなテーマに寄せたり。
あるいは、
とにかく数字を稼ぎにいこうとしたり。
でも、うちは何もしなかった。
アクセスが伸びないからといって、
記事の方針を変えることもなかったし、
更新頻度をいじることもなかった。
理由はシンプルで、
最初から長期運用のつもりだったからだ。
検索流入は、
すぐに結果が出るものじゃない。
むしろ、
時間がかかるのが普通だと思っていた。
だから、
3ヶ月で何かが起きなくても、
「まあ、そんなもんだろう」
くらいの感覚だった。
やることは決めてあった。
毎日1記事を書いて、公開する。
それだけ。
この時期にやった一番の判断は、
何かを足すことでも、変えることでもなく、
何もしないことだった
と思っている。
Googleダンス
アクセスが急に跳ねる日が出てきた
魔の3ヶ月を過ぎたあたりから、
少しずつ、
今までとは違う動きが出てきた。
普段のアクセスは、
だいたい30PV前後。
良くも悪くも、安定していた。
それが、
週に一度くらいのペースで、
急にアクセスが跳ねる日が出てきた。
100PVを超える日が、
ポツンと現れる。
でも、翌日はまた元に戻る。
連続しない。
右肩上がりでもない。
かといって、
一度きりの偶然とも言い切れない。
SNSでバズったわけでもないし、
はてなブックマークで
急に取り上げられた形跡もなかった。
数字の増え方も、
ドンと爆発する感じではなく、
「今日はちょっと多いな」
くらいの、静かな跳ね方だった。
これを何度か繰り返すうちに、
「あ、これ多分、
Googleが様子見してるな」
と思うようになった。
いわゆる
Googleダンス
と呼ばれるやつだと思う。
検索結果での表示回数を増やして、
ユーザーの反応を見る。
問題なければ、
また次のタイミングで少し見せる。
そんなテストを、
小規模な個人ブログに対しても
普通にやってくる。
この段階では、
評価が上がったとも、
下がったとも言えない。
ただ、
「人に見せていいかどうか」を
試されている
そんな感覚はあった。
Googleダンスに対して、うちがやったこと
それでも、何もしなかった
Googleダンスらしき動きが出てきた時、
正直、いろいろ考えはした。
「ここで何かした方がいいのかな」
「アクセスが増えた日に合わせて、記事を直した方がいいのかな」
そんな考えが、頭をよぎらなかったわけじゃない。
でも、結局、何もしなかった。
アクセスが増えたからといって、
過去記事を修正することもしなかったし、
方向性を変えることもしなかった。
更新頻度を上げることもなかったし、
逆に様子見で止めることもしなかった。
やったことは、
それまでと同じ。
毎日1記事を、淡々と公開する。
それだけだ。
Googleダンスは、
こちらが何か細工をするためのタイミングじゃなくて、
「普段通りにやっているか」を見られている時間
なんじゃないか、
そんな気がしていた。
ここで慌てて動いたら、
それまで積み上げてきたものが、
逆に崩れる気がした。
だから、
あえて動かない、
という選択をした。
謎の「ポリシー違反」
何が悪いのか、最後まで分からなかった
AdSenseに申請して、
不合格になるたびに表示されていた理由は、
毎回同じだった。
「ポリシー違反」
それだけ。
記事の内容が薄いとか、
この表現がダメだとか、
そういった具体的な指摘は一切なかった。
「この記事が問題です」
「ここを直してください」
みたいな話もない。
ただ、
ポリシー違反。
正直、
最初はかなり首をかしげた。
自分では、
露骨にアウトなことを書いているつもりはなかったし、
ジャンル的にもグレーなことをしている認識はなかった。
それでも、
申請するたびに返ってくるのは、
同じ文言。
何が悪いのか、
最後まで分からなかった。
今思えば、
本当に「違反」していたというより、
まだ判断できない状態だった
という可能性の方が高い気がしている。
サイト全体の方向性や、
どんなブログなのか。
Google側が、
まだ掴みきれていなかった。
だから、
細かい指摘をする以前に、
「今は通せない」
それだけだったのかもしれない。
当時はモヤっとしたけど、
この違和感も、
後から振り返ると、
それなりに筋は通っている。
若いサイトとクローラーの話
Googleダンスが終わる前は、判断材料が揃っていない
後から調べて知った話だが、
どうやらサイトが若い段階では、
Googleのクローラーが
まだ十分に巡回していないことがあるらしい。
言われてみれば、
かなり納得感はあった。
サイトを作って間もない頃は、
記事数も少ないし、
更新履歴も短い。
当然、
Google側が持っている情報量も少ない。
そんな状態で
AdSenseの申請が来ても、
判断材料が足りない。
このブログは何について書いているのか。
どんな人が読んでいるのか。
広告を載せても問題ない場所なのか。
それを決めるだけの情報が、
まだ揃っていなかった。
そう考えると、
あの「ポリシー違反」という表示も、
少し見え方が変わってくる。
ちょうどその頃に起きていたのが、
いわゆるGoogleダンスだった。
検索結果での露出を少し増やして、
ユーザーの反応を見る。
問題がなければ、
また次のタイミングで少し見せる。
そうやって、
サイト全体の評価を
段階的に進めていく。
つまり、
Googleダンスが起きている間は、
まだ評価の途中ということになる。
この状態でのAdSense申請は、
通らなくても不思議じゃない。
「違反している」からではなく、
「まだ判断できない」
それだけだった可能性は高いと思っている。
実際、
検索結果での露出が一通り落ち着いた後に、
ダメ元で申請したら、
なぜかすんなり通った。
だから個人的には、
Googleダンスが一巡してから申請する方が、
結果的にはベター
なんじゃないか、
そんなふうに考えている。
もちろん、
これはあくまで仮説だ。
でも、
自分の体験としては、
かなりしっくり来ている。
AdSense合格
ダメ元で申請したら、なぜか通った
Googleダンスが一巡したかな、
と感じた頃、
正直なところ、
AdSenseのことはほとんど頭から抜けていた。
「どうせ、また落ちるだろう」
そんな気持ちで、
ほぼダメ元で申請した。
準備万端、という感じでもない。
劇的に何かを変えたわけでもない。
ブログの中身も、
前回の申請時と、
ほとんど変わっていなかったと思う。
それでも、
結果はあっさり通った。
メールを見た瞬間は、
嬉しいというより、
「え、今?」
という感覚の方が強かった。
正直、
なぜこのタイミングで通ったのかは、
今でもはっきりとは分からない。
ただ、
振り返ってみると、
いくつか思い当たることはある。
焦っていなかったこと。
数字に振り回されていなかったこと。
Googleダンス中も、
ブログの運営スタンスを変えなかったこと。
そして、
露出を少し増やされても、
ブログが壊れなかったこと。
多分、
それだけだ。
何か特別なテクニックがあった、
という話ではない。
「広告を載せても問題ない場所かどうか」
それを判断されただけなんじゃないか、
今はそんなふうに思っている。
媒体ごとの差と、Googleダンスの確認方法
数字を追うためじゃなく、確認のために使う
ここまで読んでくれた人の中には、
「じゃあ、そのGoogleダンスって、
どうやって分かるの?」
と思った人もいるかもしれない。
結論から言うと、
数字を見るしかない。
ただし、
ここで一つだけ強調しておきたい。
数字を追いかけるために見るんじゃない。
“起きているかどうかを確認する”ために見る。
この違いは、かなり大きい。
うちは、
はてなブログで運営しているので、
はてな側のアクセス解析や、
Search Console連携の情報が、
比較的分かりやすく見える。
普段のアクセスと、
明らかに違う動きが出た時、
「あ、なんか来てるな」
と体感と数字が一致しやすい。
一方で、
WordPressや他の媒体でやっている人は、
ほぼGoogleサーチコンソールとにらめっこ
になると思う。
その場合、
見るべき指標は多くない。
-
検索パフォーマンス
-
表示回数(Impression)
-
日別、もしくは週別のグラフ
これだけでいい。
クリック数や順位は、
正直、見なくていいと思っている。
上下して当たり前だし、
気にし始めると、
メンタルを削られるだけだ。
見るのは、
「普段より、明らかに表示回数が増える日が、
たまに出てきているかどうか」
それだけ。
週に一度くらい、
ポツンと跳ねる日が出てきたら、
「あ、今は評価フェーズなんだな」
くらいの受け止め方で十分だと思う。
数字は、
運営の答えを出すためのものじゃない。
状況を把握するための道具
それくらいの距離感が、
ちょうどいい。
はてなブログでやるなら(重要)
有料プラン+独自ドメインは必須
はてなブログで
Google AdSenseをやるつもりなら、
ここははっきり書いておく。
有料プランは必須。
独自ドメインも必須。
これは好みの問題じゃない。
無料プランのままだと、
はてな側の広告を制御できない。
自分の意思とは関係なく広告が表示される状態で、
AdSenseの審査を通すのは、
現実的じゃないと思っている。
独自ドメインについても同じだ。
AdSenseの評価は、
基本的にドメイン単位で積み上がる。
はてなブログのサブドメインのままだと、
評価を自分のものとして貯めていくことができない。
申請自体ができない、
という以前に、
長期で運用する前提なら、
独自ドメインにしない理由がない。
正直、
ここでお金を渋る意味はあまりないと思っている。
はてなブログは、
有料プラン+独自ドメインにすると、
かなり自由度が上がる。
広告の配置もそうだし、
ブログ全体の雰囲気も整えやすくなる。
「人が読む場所」として、
最低限の形を作れる。
うちは最初から、
長期運用を前提にしていたから、
ここは迷わなかった。
逆に言うと、
長期でやるつもりがないなら、
無理にAdSenseを狙う必要もない
と思っている。
AdSense合格はスタートライン
合格しても、やることは変わらない
AdSenseに合格した。
それ自体は、素直に嬉しい。
でも、
そこで何かが終わった、
という感覚はなかった。
むしろ、
「やっとスタートラインに立ったな」
それくらいの気持ちだった。
合格したからといって、
急に記事の書き方を変えるつもりもないし、
更新ペースを上げるつもりもない。
今まで通り、
書きたいことを書いて、
納得できるものだけを公開する。
それだけだ。
広告についても、
同じ考え方をしている。
たくさん入れて、
少しでも収益を増やそう、
とは思っていない。
うちのやり方は、
超長期回収型だ。
すぐに大きな結果が出なくてもいいし、
少しずつでいい。
ブログそのものが壊れないことの方が、
ずっと大事だと思っている。
実際、
AdSenseに合格してからも、
アクセスが少し跳ねる日がある。
でも、
それを見て何かを変えることはしていない。
ここまで来ても、
やっていることは同じだ。
毎日1記事を、淡々と続ける。
それが、
今のところ一番しっくり来ている。
おわりに
遠回りだけど、壊れにくいやり方
ここまで書いてきた通り、
うちのやり方は、
正直、かなり遠回りだと思う。
すぐに結果が出るわけでもないし、
再現性があるとも言い切れない。
これをやれば必ずAdSenseに通る、
そんな話でもない。
でも、
壊れにくいとは思っている。
魔の3ヶ月で何もしなかったこと。
Googleダンス中も、
慌てて動かなかったこと。
合格してからも、
スタンスを変えていないこと。
全部、
「長く続ける」前提で考えていただけだ。
ブログは、
短距離走じゃなくて、
多分マラソンに近い。
途中でスピードを上げる場面もあるし、
立ち止まる時期もある。
でも、
無理な走り方をすると、
どこかで必ず壊れる。
うちは、
壊れない走り方を選びたかった。
だから、
数字に振り回されすぎず、
攻略に寄りすぎず、
淡々と続ける道を選んだ。
結果として、
AdSenseには合格したけれど、
それはゴールじゃない。
ただの通過点だと思っている。
これからも、
やることは変わらない。
毎日1記事を、淡々と書く。
多分それが、
今の自分にとって、
一番しっくりくるやり方だから。