オールドメディア、なんて言い方をさせてもらうけど、
うちはテレビも見るし、新聞も読む。
とはいえ、自分自身はかなりのネット漬けだ。
ニュースはスマホで追うし、
YouTubeも見るし、SNSも開く。
情報は常に、向こうから勝手に飛び込んでくる。
それでも、ふと
「オールドメディアも、別に悪くないんじゃないか?」
と思った。
たまたま家にあった新聞を手に取って、
ぼんやりと目を通してみた。
YouTubeのガヤガヤした感じも嫌いじゃない。
あれはあれで楽しいし、刺激もある。
ただ、たまには
静かに、目だけで情報を得る時間も悪くなかった。
音もなく、通知もなく、
ただ紙と文字だけがそこにある。
昔、新聞を読んでいた時期があったせいか、
情報がすんなりと頭に流れ込んでくる。
あぁ、悪くないな。
そんなことを、なんとなく思った。
読んでいたのは読売新聞。
祖父母が購読しているから、それだけの理由だ。
右だ左だという話は、今回は置いておく。
新聞を選んだというより、新聞がそこにあった。
会社員時代には、日本経済新聞を読んでいたこともある。
新聞というメディア自体が初めて、というわけでもない。
選挙結果がどうだったか、
冬季五輪のメダルがどうだったか。
そういったことは、ネットを使っていれば瞬時に入ってくる。
だが、新聞は遅い。
朝刊と夕刊しかないからだ。
それが、オールドメディアの弱点なのだと思う。
ただし、それは決して悪いことではない。
以前、デジタルデトックスの話を書いたことがある。
今回の感覚は、それに近い。
あえてネットを断ち、
オールドメディアだけで情報を得てみる。
そんな日があってもいい。
そう思った、冬の夜の話だ。