導入
ここまで、MEシャーシ改造論として
- その1:整える
- その2:引き上げる
- その3:理解する
と進めてきた。
じゃあ実際にどう組めばいいのか。
今回は、
加工なし・切断なしのポン付けセッティングで、
ストッククラス向けの一台を組んでみた。
1. ベースはMEシャーシ(ライザン)
ベースはMEシャーシ、今回はライザン。
- バンパー着脱式
- カスタムしやすい
- 素の完成度が高い
ポン付けでも形になりやすいシャーシだ。
2. 駆動系(改造論その1・その2の実践)
まずは駆動系。
- カウンターギアのガタ取り
- フッ素入りグリス
- ライトダッシュモーターPRO
- ギア比は3.7:1
ここは改造論その1・その2の通り。
いきなり速くするのではなく、
回転をきれいに使う方向で組んでいる。
3. 足回りセッティング
今回は、フロントとリアで役割を分けた。
フロント
- ローハイトアルミホイール
- ローフリクションタイヤ
フロントは抵抗を減らして、
スムーズに曲がる方向。
リア
- キット付属ローハイトホイール
- スーパーハードタイヤ
リアは安定重視。
コースアウトを防ぐため、
グリップと安定を優先している。
4. ローラーセッティング
基本はオーソドックスだが、
フロントだけ少し工夫している。
フロントローラー
- 13mmオールアルミベアリングローラー
- 上下2段
- 下段はテーパータイプ
テーパーを使うことで、
- 引っ掛かりを減らす
- スムーズに復帰する
- 無駄な減速を抑える
さらに、
ハイマウントチューブスタビも装備。
リアローラー
- 19mmオールアルミベアリングローラー
- 上下2段
リアは安定役。
マシンの姿勢を整えて、
走りを落ち着かせる。
5. 駆動強化(ベアリング)
- 軸受をベアリング化
- カウンターギアに520ベアリング
回転ロスを減らして、
モーターの力を無駄なく伝える。
6. ステー構成
フロント
- カーボンスライドダンパー
フロントのみカーボン採用。
- 衝撃吸収
- コースアウト対策
さらに、ローラー角を少し強めている。
リア
- ARシャーシ用FRPステー
リアはFRPで十分。
必要以上に固めず、
バランスを重視している。
このセッティングの狙い
今回のテーマは一つ。
とにかくコースアウトしないこと。
- フロントは曲がりやすく
- リアは安定させる
- ローラーは基本通り
- 剛性は必要な分だけ
言ってしまえば、
ガイドブック通りの構成。
でも、それが一番安定する。
結論
グレードアップパーツは、
ポン付けでも十分戦える。
むしろ大事なのは、
- 順番
- バランス
- 考え方
いきなり全部盛りにするより、
こういう組み方の方が結果は出やすい。
ここから先
この状態で走らせてみて、
- どこが足りないか
- どこを詰めるべきか
それが見えてきたら、
次の改造に進めばいい。