narita-lab’s blog

成田ラボ 〜テクノロジーと雑学の観察日記〜

AZLA Trinityレビュー|2,200円のハイレゾイヤホンは「普通だけどちゃんとしている」

1. AZLAのハイレゾイヤホン「Trinity」を試してみた

イヤホンを色々試していると、
ふと気になるメーカーが出てくる。

今回試してみたのは、
**AZLAのハイレゾ対応イヤホン「Trinity」**だ。

AZLAという名前は、
イヤーピースなどのアクセサリーで見かけることが多いメーカーで、
オーディオ好きの間では割と知られている存在だ。

そのAZLAが出しているイヤホンのひとつが、
今回のTrinity。

スペックを見ると、

  • 再生周波数帯域 10Hz〜40kHz

  • ハイレゾ対応

  • 8mmダイナミックドライバー

と、数値だけを見ると
しっかりオーディオ寄りの構成になっている。

ただし価格は
税込2,200円

ハイレゾ対応イヤホンとしては
かなり安い部類に入る。

実際の音はどうなのか。
スペック通りの実力があるのか。

今回もいつものように、

  • 実際の使用感

  • 音の傾向

  • 固定7曲でのチェック

を中心に、
成田ラボ的にレビューしていこうと思う。

2. 製品概要と外観

AZLA Trinityは、
2,000円台で購入できるハイレゾ対応の有線イヤホンだ。

スペックは以下の通り。

  • 価格:2,200円(税込)

  • ドライバー:8mmダイナミックドライバー

  • 再生周波数帯域:10Hz〜40kHz

  • インピーダンス:16Ω

  • カナル型イヤホン

  • 有線接続

再生周波数帯域は
10Hz〜40kHzと広く、
ハイレゾ再生にも対応している。

またインピーダンスは16Ωなので、

  • スマートフォン

  • DAP

  • USB DAC

といった機器でも、
特に駆動の難しさを感じることなく使える。


付属品

付属品はこの価格帯としては、
意外と充実している。

  • イヤーピース(4種類)

  • 持ち運び用ポーチ

イヤーピースが複数用意されているので、
耳のサイズに合わせて調整しやすい。

またポーチが付属しているのも嬉しいポイントだ。

カバンの中でイヤホンをそのまま入れておくと、
ケーブルが絡んだり傷が付いたりしやすいが、
ポーチがあればそうした心配も減る。


接続バリエーション

Trinityには、
接続方式の違う2つのモデルが用意されている。

  • Type-Cモデル(リモコン付き)

  • 3.5mmジャックモデル

今回レビューしているのは、
3.5mmステレオミニジャックのモデル

こちらはリモコンなどは付いておらず、
純粋に音楽を聴く用途に特化した構成になっている。

3. 音質の印象

普通だけど、ちゃんとしているイヤホン

AZLA Trinityの音を一言で表すなら、

「普通だけど、ちゃんとしているイヤホン」

という印象だった。

ハイレゾ対応イヤホンというと、
高音が派手だったり、
低音が強調されていたりするものも多いが、
Trinityはそういった極端な味付けはない。


音の分離はしっかりしている

まず感じたのは、
音が団子にならないこと。

2,000円台のイヤホンだと、

  • 音が混ざる

  • ボーカルと伴奏が埋もれる

といったことも珍しくないが、
Trinityではその印象はほとんどない。

各パートの位置が分かりやすく、
音の分離はしっかりしている


ハイレゾ特有の細かい音

Trinityは
再生周波数帯域 10Hz〜40kHz

実際に聴いてみても、

  • 高音の細さ

  • 音の粒立ち

といった
ハイレゾイヤホンらしい表現は感じられる。

ただし、
音の解像度が飛び抜けているわけではなく、
あくまでバランス型。


音の傾向

全体的な音の傾向は、

  • バランス型

  • 極端な強調はない

  • 長時間聴いても疲れにくい

というタイプ。

個人的なイメージとしては、

AppleのEarPodsに近い音の方向性

だと感じた。

派手さはないが、
普通に音楽を聴くには十分な音


音質のまとめ

Trinityは、

  • 団子にならない

  • 分離は良い

  • ハイレゾらしい細かい音

といった特徴を持つイヤホンだ。

ただし、

  • 圧倒的な解像度

  • 強烈な低音

といった個性はない。

良くも悪くも「普通」。
ただし、その普通がちゃんとしている。

4. 固定7曲レビュー(成田ラボ基準)

今回も成田ラボのレビューではおなじみの
固定7曲を使って音の傾向を確認してみた。

ジャンルの違う楽曲を使うことで、
イヤホンの性格が見えやすくなる。


もうどうなってもいいや(星街すいせい)

電子音主体の楽曲だが、
Trinityでは音が団子になることはなく、
各パートはしっかり分離している。

高音の細かい部分もきちんと再現されていて、
派手さはないものの、
整理された音で聴くことができる


Plasma(米津玄師)

音数が多い楽曲だが、
ボーカルと伴奏の分離は問題なし。

極端な味付けがないため、
曲全体を自然なバランスで聴くことができる。


スターチルドレン(やしきたかじん)

ドラムやギターのバランスは良好で、
ボーカルも中央にしっかり定位している。

音に強い個性はないが、
素直な鳴り方という印象。


勇者(YOASOBI)

低音のキックは必要な分しっかり出ている。

低音が強すぎることもなく、
ボーカルや楽器とのバランスも崩れない。


EM20 = wunder operation =(鷺巣詩郎)

オーケストラのスケール感は控えめだが、
各楽器の位置は分かりやすい。

派手な表現ではないが、
音の配置はしっかりしている


Acperience7(Hardfloor)

電子音楽でも音が崩れることはなく、
キックのアタックもきちんと聴こえる。

低音の量感も不足は感じない。


ババーンと推参!バーンブレイバーン(鈴村健一)

ボーカルはかなりはっきり聴こえる。

各パートの分離も良く、
全体として聴きやすいバランスだ。


固定7曲レビューまとめ

Trinityの音は、

  • 団子にならない

  • 分離がしっかりしている

  • バランス型の音

という印象だった。

ただし、

  • 強烈な個性

  • 圧倒的な解像度

といった特徴はない。

「普通だけどちゃんとしている」

という最初の印象は、
この7曲を通しても変わらなかった。

5. 装着感と使い勝手

Trinityはカナル型イヤホンなので、
装着感は一般的なイヤホンと大きく変わるものではない。

イヤーピースも複数付属しているため、
耳のサイズに合わせてフィット感を調整することができる。

実際に装着してみても、

  • 特別圧迫感が強いわけでもない

  • 長時間使えないほどの違和感もない

といった、
標準的なカナル型イヤホンの装着感という印象だった。


タッチノイズは少し気になる

ただし、使っていて気になったのが
タッチノイズだ。

ケーブルに触れたり、
服とケーブルが擦れたりすると、

コツコツとした音が耳に伝わることがある。

これは有線イヤホンではよくある現象だが、
Trinityではやや感じやすい印象だった。

特に、

  • 歩きながら使うとき

  • ケーブルが服に触れるとき

などは、
タッチノイズが気になる場面がある。


取り回し

ケーブルは直付けタイプなので、

  • ケーブル交換

  • リケーブル

といったことはできない。

その代わり、
構造はシンプルで扱いやすい。

この価格帯を考えると、
ケーブル直付けという仕様も
特に不満というほどではないだろう。


装着感まとめ

Trinityの装着感は、

  • フィット感は普通

  • 長時間使用も問題なし

ただし、

  • タッチノイズは少し気になる

という印象だった。

6. エージング後の変化

Trinityでも、いつものように
ある程度エージングを行ってから再度音を確認してみた。

最近はエージングの効果についても色々な意見があるが、
成田ラボでは一応ルーティンとして
一定時間鳴らしてから再度チェックしている。

結論から言うと、

大きく印象が変わるような変化は感じなかった。

もともとの音の傾向が
かなりバランス型ということもあり、

  • 低音が急に強くなる

  • 高音が劇的に変わる

といった変化は特にない。


音の印象はほぼそのまま

エージング後も、

  • 音の分離はしっかりしている

  • バランス型の鳴り方

  • 派手な個性はない

という印象は変わらなかった。

つまり、

最初に感じた「普通だけどちゃんとしている」という印象がそのまま続くイヤホン

ということになる。


エージングまとめ

Trinityは、

  • エージングで劇的に化けるタイプではない

  • 最初の音の印象がそのまま続く

そんなイヤホンだと感じた。

7. 2,200円のハイレゾイヤホンとしてどうか

Trinityは、
税込2,200円で購入できるハイレゾ対応イヤホンだ。

スペックを見ると、

  • 再生周波数帯域 10Hz〜40kHz

  • 8mmダイナミックドライバー

  • インピーダンス 16Ω

と、
価格を考えるとかなりまともな構成になっている。

実際に聴いてみた印象も、
極端に安っぽい音というわけではなく、

  • 音が団子にならない

  • 分離はしっかりしている

  • バランス型の鳴り方

といった、
素直な音のイヤホンだった。


強い個性はない

ただし、
このイヤホンに「強い個性」を期待すると
少し物足りないかもしれない。

例えば、

  • 圧倒的な解像度

  • 強烈な低音

  • 刺激的な高音

といった、
印象に残る特徴は特にない。

その代わり、

どのジャンルでも普通に音楽を聴けるバランス型の音

という安心感がある。


価格を考えると十分

Trinityは、

  • ハイレゾ対応

  • 音の分離も良い

  • バランスの取れた音

といった特徴を持ちながら、
価格は2,200円

この価格帯のイヤホンとして考えると、

十分まともな音を出すイヤホン

と言っていいだろう。

8. 成田ラボ的結論

AZLA Trinityは、

「普通だけど、ちゃんとしているイヤホン」

という印象だった。

  • 音が団子にならない

  • 分離はしっかりしている

  • バランス型の音

といった点を見ると、
イヤホンとしての基本はきちんと押さえられている。

一方で、

  • 圧倒的な解像度

  • 強烈な低音

といった強い個性はない。


良いところ

  • 団子にならない音

  • バランスの良い鳴り方

  • ハイレゾ対応

  • 価格が安い(2,200円)


気になるところ

  • タッチノイズ

  • ケーブル直付け


総合評価

Trinityは、

  • 神イヤホンでもなければ

  • ハズレイヤホンでもない。

「普通に音楽を聴くためのイヤホン」

という立ち位置の製品だと感じた。

ただし、価格は2,200円

この価格で、

  • ハイレゾ対応

  • 分離の良い音

を実現していることを考えると、
十分にまともなイヤホンと言っていい。

 

 

 

 

今回レビューした製品はこちらからどうぞ👇