導入
古いPixelを有効活用する方法としてよく挙げられるのが「カスタムROM」。
今回はその中でも「脱Google」を掲げるAndroid OS /e/OS を、手元にある Pixel 3 XL に導入してみた。
結論から言うと、ネタとしては非常に面白いOSだが、実用面ではかなりクセがある。
実際に導入して使ってみた感想をまとめてみる。
/e/OSとは何か
/e/OSはフランスのMurenaが開発しているAndroidベースのOS。
特徴はシンプルで、
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Googleサービスを排除
-
プライバシー重視
-
microGでGoogle APIを代替
という思想のOSになっている。
つまり一言で言うと
「脱Google Android」
である。
GoogleアカウントやGoogle Play Servicesに依存しないスマートフォン環境を作ることを目的としている。
なぜPixel 3 XLで試したのか
今回使った端末は Pixel 3 XL(128GBモデル)。
この端末は
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Google公式アップデート終了
-
Android 12止まり
と、メイン機として使うにはやや厳しい状況。
しかしPixelシリーズは
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ブートローダーアンロックが簡単
-
カスタムROMが豊富
という特徴があり、ROM遊び用端末として非常に優秀。
そこで今回は検証用として/e/OSを導入してみた。
/e/OSをPixel 3 XLに導入する
導入手順は大まかにこんな感じ。
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bootloaderアンロック
-
recoveryを書き込み
-
sideloadで/e/OS導入
Pixelシリーズはfastbootが素直に動くので、ROM導入自体は比較的簡単な部類。
カスタムROMに慣れている人ならそこまで難しくない。
実際に使ってみた第一印象
/e/OSを触ってまず思ったのは
「なんかiPhoneっぽい」
という印象。
標準ランチャーのUIがかなりシンプルで、
Android特有のカスタマイズ性よりも
誰でも使えるシンプルさ
を重視しているように感じる。
このあたりはAppleの思想に少し近いかもしれない。
しかし大きな壁がある
問題はここから。
正直に言うと
かなり使いにくい。
理由は単純で、現在のAndroidアプリの多くが
Googleサービス前提
で作られているから。
例えば
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Googleログイン
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Push通知
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位置情報API
など、普段は意識していない部分がGoogle依存になっている。
/e/OSはmicroGでこれを再現しているが、完全互換ではない。
そのため
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通知が不安定
-
アプリ挙動が怪しい
-
Google連携が弱い
などの問題が出てくる。
結論:ネタとしては面白いが実用は厳しい
実際に使ってみた結論としては
ネタとしてはかなり面白いOS。
しかし実用面で考えると
Google依存の壁がかなり大きい。
普段Googleサービスを使っている人にとっては、
かなりストレスを感じる環境になると思う。
Pixel 3 XLはLineageOSに戻す予定
今回/e/OSを試したPixel 3 XLは、
検証後に LineageOSへ戻す予定。
LineageOSはAOSPに近い構成で、
Googleサービスとの相性も良い。
カスタムROMの中では
一番「普通のAndroid」に近いOS
だと感じている。
まとめ
/e/OSは
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プライバシー重視
-
脱Google
という面白い思想のOSだった。
ただ、現状のスマホ環境では
Google依存があまりにも大きい。
そのため実験として触るのは面白いが、
普段使いにはやや厳しいという印象だった。