最近のスマホを見ていると、なんだか「全部盛り」が当たり前になってきた気がする。
高性能なCPUに、大容量メモリ、高倍率ズーム対応の複数カメラ。そして大量のAI機能。
もちろん、技術の進歩としては素晴らしいことだと思う。
でも、その一方でふと疑問に思った。
「その機能、本当にみんな使ってるんだろうか?」
自分の場合、スマホでやることといえばLINEやPayPay、ファミペイ、Chromeでの調べもの、音楽再生くらいだ。
たまに写真は撮るけれど、AIによる画像編集はほとんど使わないし、高倍率ズームも必要ない。
ゲームもヘビーに遊ぶわけではない。
そう考えると、
「使わない機能にお金を払っているだけでは?」
という気持ちが少しずつ強くなってきた。
パソコンの世界では、CPUやメモリ、ストレージを自分の用途に合わせて選べるBTO(Build To Order)が当たり前になっている。
だったら、そろそろスマホも同じように、
「自分に必要な機能だけ選べる時代」
が来てもいいんじゃないだろうか。
今回は、そんな「BTOスマホがあったら面白いのに」という妄想を、少し真面目に考えてみたいと思う。
使わない機能にお金を払っている気がする
最近のスマホは、本当に高機能になった。
高性能なCPU、大容量メモリ、複数のカメラ、AI機能、120Hzディスプレイ、高速充電……。
数年前ならハイエンド機にしか搭載されていなかった機能が、今ではミドルレンジにも降りてきている。
それ自体は決して悪いことではない。
ただ、スマホの価格を見るたびに思うことがある。
「この機能、本当に自分は使うのだろうか?」
例えば、自分の場合。
夜景モードはほとんど使わない。
AIによる画像編集も、「余計なことをしなくていい」と思ってしまうことが多い。
高倍率ズームも使わないし、スマホゲームを何時間も遊ぶわけでもない。
それでも、そういった機能はスマホの価格にしっかり反映されている。
もちろん、必要としている人もいるだろう。
写真が趣味の人なら高性能カメラは魅力的だし、ゲームを本格的に遊ぶ人ならハイエンドSoCは心強い。
でも、全員がそうではない。
実際、自分が普段スマホでやっていることを挙げてみると、
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LINEで連絡を取る
-
PayPayやファミペイで支払いをする
-
Chromeで調べものをする
-
音楽を聴く
-
たまにブログ用の写真を撮る
せいぜいこのくらいだ。
これなら、
「Snapdragon 4 Gen 2にRAM 8GBくらいで十分なのでは?」
と思ってしまう。
性能が高いことは悪くない。
でも、高性能だからといって、それが必ずしも満足度に直結するわけではない。
スマホが成熟した今だからこそ、
「全部入り」ではなく、「自分に必要なものだけ選びたい」
そう考える人は、意外と少なくないのではないだろうか。
パソコンでは当たり前の「BTO」という考え方
少し視点を変えて、パソコンの世界を見てみよう。
今では当たり前になっているBTO(Build To Order)。
用途に合わせて、
-
CPUを選ぶ
-
メモリ容量を選ぶ
-
ストレージ容量を選ぶ
-
グラフィックボードを選ぶ
そんな買い方ができる。
例えば、
「動画編集やゲームをするから高性能CPUと大容量メモリが欲しい」
という人もいれば、
「ネットとOfficeが使えれば十分だから、できるだけ安くしたい」
という人もいる。
そして、そのどちらも正解だ。
必要な性能は人それぞれ違うのだから、自分に合った構成を選べるのは非常に合理的だと思う。
一方で、スマホはどうだろう。
基本的にはメーカーが決めた構成を、そのまま買うしかない。
「このCPUは気に入ったけど、メモリが少ない。」
「カメラは単眼でいいから、その分安くしてほしい。」
「AI機能は最低限でいいから、microSDカードスロットとイヤホンジャックを残してほしい。」
そんな細かな希望があっても、
「その構成はありません。」
で終わってしまうことがほとんどだ。
もちろん、大量生産を前提としたスマホでは仕方のない部分もある。
選択肢を増やせば、その分だけ生産や在庫管理、サポートも複雑になる。
それでも、ここまでスマホ市場が成熟した今だからこそ、
「性能競争」ではなく「選べる自由」
に価値を感じる人も増えてきているのではないだろうか。
ハイエンドが欲しい人は、思う存分全部盛りを選べばいい。
でも、必要十分を求める人には、
「自分に合った一台を自分で組み立てる」
そんな選択肢があっても面白い。
パソコンで当たり前にできていることが、スマホではまだできない。
だからこそ、そろそろ「BTOスマホ」という考え方が出てきてもいいんじゃないかと思うのだ。
もしBTOスマホがあったら、こんな構成にしたい
では、もし本当にBTOスマホが登場したら、自分ならどんな構成を選ぶだろうか。
色々考えてみた結果、たぶんこんな感じになると思う。
成田ラボ仕様(妄想)
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Snapdragon 4 Gen 2
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RAM 8GB
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ストレージ 256GB
-
microSDカード対応
-
イヤホンジャックあり
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5000mAh以上のバッテリー
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側面指紋認証+顔認証
-
カメラは単眼で十分
-
AI機能は最小構成
-
価格は3万円前後
こうして並べてみると、正直かなり地味だ。
最新のSnapdragon 8シリーズでもなければ、2億画素カメラも無い。
望遠レンズも超広角レンズも無いし、AIによる画像生成機能も無い。
でも、これで困るかと言われると、多分困らない。
むしろ、
「これでいい。」
というのが本音だったりする。
LINEが使えて、PayPayやファミペイで支払いができる。
Chromeで調べものができて、音楽が聴ける。
ブログ用の写真が撮れて、必要なアプリが普通に動く。
それだけできれば、日常生活では十分だ。
もちろん、人によって理想の構成は違うだろう。
ゲームをたくさん遊ぶ人なら、Snapdragon 8シリーズや大容量メモリを選ぶかもしれない。
写真が趣味なら、高性能な複数カメラを選ぶだろう。
だからこそ、
「メーカーが決めた正解を買う」
のではなく、
「自分にとっての正解を選ぶ」
という考え方があってもいいと思う。
実際、今のスマホは必要以上に高性能になってきている。
だからこそ、次の進化は性能競争ではなく、
「必要なものだけを選べる自由」
なのかもしれない。
もし本当にBTOスマホが発売されたら。
自分は多分、最新の全部盛りモデルには目もくれず、こんな実用一点張りの構成を嬉々として注文する気がする。
そして届いたスマホを見ながら、
「うん、これで十分だな。」
と満足しているんじゃないだろうか。
まとめ
昔のスマホは、「全部入り」が正義だった。
ワンセグ、おサイフケータイ、防水、高性能カメラ。
そして今は、そこにAI機能が加わった。
メーカー各社が「こんなこともできます」「あんなこともできます」と新しい機能を競い合い、そのたびにスマホは少しずつ高性能になってきた。
もちろん、それは技術の進歩として素晴らしいことだと思う。
ただ、その一方でスマホという道具が成熟した今、
「本当にそこまで必要だろうか?」
と思う場面も増えてきた。
使わないカメラ機能。
使わないAI機能。
使わない高性能。
もちろん、それらを必要としている人もいる。
でも、必要としていない人まで同じ構成を買うしかないというのは、少しもったいない気もする。
だからこそ、パソコンのBTOのように、
「自分に必要なものだけを選ぶ」
という選択肢があってもいいのではないだろうか。
高性能を求める人は全部盛りを選べばいい。
最低限で十分な人は、必要十分な構成を選べばいい。
正解は一つではなく、人の使い方によって変わるはずだ。
もしかすると、BTOスマホなんて現実的ではないのかもしれない。
生産やサポートの問題もあるだろう。
それでも、スマホの進化が「もっと高性能へ」だけではなく、
「もっと自分好みに」
という方向に進んでいく未来は、少し面白そうだと思う。
AIをたくさん載せることよりも、高倍率ズームを搭載することよりも、
「自分にとってちょうどいい一台を選べること」
の方が、案外多くの人にとっては嬉しい進化なのかもしれない。
もし本当にBTOスマホが登場したら。
自分はきっと、Snapdragon 4 Gen 2にRAM 8GB、microSDカード対応、イヤホンジャック付きの実用重視モデルを選びながら、
「やっとこういう時代が来たか。」
なんて言っている気がする。