Huxeがサービス終了してから数日。
「寂しいなぁ……」と思いつつも、「だったら自分で作ってみるか」と始まった成田ラジオ計画。
Part0では、Huxeへの思い出話と、「自分専用AIラジオをローカルで再現してみよう」という話を書いた。
そして今回のPart1では、実際に開発へ向けた準備を進めていく。
……とは言っても、正直な話をすると、自分はプログラマーではない。
Pythonで簡単なツールを作った事はある。
Yahooメールの解析ツールを作ったり、はてなブログの管理カレンダーを作ったりもした。
だが、「AIラジオを作る」となると、さすがに未知の領域だ。
そこで今回は、ChatGPTにも協力してもらう事にした。
最近のAIは、コードを丸投げして完成品を作ってもらうためだけの存在ではない。
「こういう事をやりたいんだけど、どんな手順が必要?」
「今の自分の環境なら何が現実的?」
そんな相談相手として使うと、かなり頼もしい。
昔なら検索して、ブログ記事を何十本も読み漁っていたような内容を、会話しながら整理できる。
ロックマンエグゼのナビとまでは言わないが、「一緒に考えてくれる相棒」くらいにはなっている気がする。
という訳で、今回の成田ラジオ計画は、
「個人開発 × ChatGPTの共作」
という形で進めていく事にした。
まずは環境構築から。
今回用意した環境はこんな感じだ。
- CPU:Ryzen 7 5700X
- GPU:RTX 3080
- メモリ:32GB
- 開発環境:PyCharm
- ローカルLLM:Ollama
- 使用モデル:Qwen3:8B
- 音声合成:VOICEVOX
- 音声処理:ffmpeg
こうして並べると、なんだか大掛かりに見える。
だが、実際に準備してみると、意外とここまでは難しくなかった。
Ollamaをインストールし、Qwen3:8Bをダウンロードする。
ffmpegもWindowsへ導入。
VOICEVOXは以前から使っていたので、そのまま流用する予定だ。
正直、ここまで来て思った。
「Huxeって、案外『魔法』じゃなかったのかもしれない」と。
ニュースを取得する。
AIで要約する。
ラジオ風の台本を作る。
音声化する。
それぞれは既に存在している技術だ。
Huxeの凄さは、それらをひとつの体験として綺麗にまとめていた事だったのだろう。
だからこそ、完全再現は難しくても、「成田ラジオ」として自分なりに再解釈する事はできるはずだ。
次回はいよいよ、ニュース取得に挑戦する。
まずはRSSを使って、「今日のニュース」を集めるところから始めてみよう。
ロックマンエグゼのPETにはまだ遠い。
でも、少しずつ。
自分専用ナビへの道のりが、ようやく動き始めた気がしている。