3日目は、派手な予定はない。
だが、振り返ってみると、この日もちゃんと大阪らしい一日だった。
昼:大阪市内で熟成醤油ラーメン

昼は、大阪市内の人気ラーメン店へ。
この日選んだのは、熟成醤油ラーメン。
醤油の角がなく、深みが前に出るタイプ。
派手さはないが、完成度が高い。
流行りの要素を詰め込んだ一杯というより、
「長く支持される理由が分かる」ラーメンだった。
大阪はうどんの街という印象が強いが、
ラーメンの層も、確実に厚い。
夜:家で食べるという選択
夜は外食ではなく、親類の家で食事。
餃子と、マカロニサラダ。
店の味とは違う、完全に「家の味」だ。
この旅では、こういう食事が何度か挟まっている。
食い倒れツアーと名付けてはいるが、
豪華さよりも、こうした日常の食卓の方が記憶に残る気がする。
深夜:初詣へ
日付が変わる頃、
深夜の初詣へ出かけた。
向かったのは 枚岡神社。
――とはいえ、静かとはとても言えない。
時間帯を考えれば当然だが、境内はすごい人混みだった。
参拝客の列は長く、周囲は話し声と足音で満ちている。
それでも、不思議と嫌な感じはしなかった。
正月らしい熱気というか、
「みんな同じ方向を向いている」空気があった。
参拝を終えて、おみくじを引いた。
結果は半吉。
大吉でも凶でもない。
どちらとも言い切れない、なんとも言えない位置。
書かれていた内容は、
「万事を神仏に任せきらず、身を慎しみ、時節を待てばよい」
といった、かなり現実的なものだった。
今の自分には、正直これくらいがちょうどいい。
浮かれすぎず、落ち込みすぎず、足元を見る。
人混みの中で引いた半吉。
この旅の締めとしては、悪くない結果だったと思う。
3日目を終えて
熟成醤油ラーメンを食べ、
家の餃子とマカロニサラダを食べ、
深夜に神社へ向かう。
観光要素は薄い。
だが、この旅の「輪郭」は、もうはっきりしている。
おわりに
大阪は、派手な街だと思われがちだ。
でも、こうして過ごしてみると、
日常と非日常の距離がとても近い街でもある。
この食い倒れツアーは、まだ続く。
次もまた、気の向くままに。
長時間歩き回る日は、
モバイルバッテリーがないと正直不安になる。
今回はいつも使っているAnkerのものを持って行った。
